Fireworksで最凶とも名高い「メモリ不足エラー」を軽減する方法
更新日:カテゴリ:Webデザイン

Fireworksで最凶とも名高い「メモリ不足エラー」。Fireworks利用者だったら一度はこれで苦い経験したことがあるかと思います。
そんな「メモリ不足エラー」を軽減する方法をご紹介。
Fireworks「メモリ不足エラー」とは
Fireworksを使っていると不意に襲ってくるエラーです。
突然、画面がグレーアウトし、その中に「メモリが不足しています」と一言。運が悪いときは、今までの作業分が全て吹っ飛んでしまう恐れのある、まさしく最恐のエラーです。
結構なメモリを積んでいる作業用PCで作業していても問答無用で発生します。
「メモリ不足エラー」を軽減する方法
ということで、このエラーはFirewoksを使う上では絶対に避けられない訳ですが、軽減する方法ならいくつかあります。
1.Fireworksをアップデートする
Fireworks CS5.1では、この「メモリ不足エラー」の改善がされているようです。可能な限りアップデートしましょう。
※完全に解消される訳ではありません。
2.ヒストリー数を減らす
「Fireworks」>「環境設定」>「一般」の「最大取り消し回数」でヒストリー数を変更できます。
作業している案件ごと(ファイルごとのデータ量)でエラーが発生する頻度が違うので、私の場合、普段は「20」で作業をして「動作がもっさりしてきたなぁ」と思ったら「10」に変更しています。(デフォルトの設定は「20」)
PhotoshopやIllustratorでも同様ですが、ヒストリーはメモリの消費に大きく関わります。よほどのことが無い限りヒストリー数は「20」以下で設定するのがオススメです。
3.不要なページは削除する
「ページ」はFireworksの機能の中でも、便利な機能Top10には入るんじゃないでしょうか。
とはいえ、多用は厳禁です。ヒストリーと同様メモリを消費しやすいので必要最低限のページ数にとどめておきましょう。時には別ファイルで保存することも重要です。
4.必要ないウィンドウは閉じる
「スタイル」「カラーパレット」「スウォッチ」など、普段使用しないウィンドウは閉じておきましょう。
私の場合は「最適化」「ヒストリー」「整列」「ページ」「ステート」「レイヤー」だけにしています。
おそらく、Fireworksの起動速度にしか関わらないところかもしれませんが、やっておいて損はないでしょう。
それでも発生する「メモリ不足エラー」
上記の作業をしても、どうしても「メモリ不足エラー」は発生します。
エラーになると作業分が全て吹っ飛んでしまうこともあるため、そうなる前に定期的に保存することを心がけましょう。
そして、長時間使用してて動作がもっさりしてきたなぁと思ったら、一旦保存してからFirewoksを再起動してあげましょう。
最凶のエラーもありますが、そんなFireworksが大好きです。